寝たきり寸前　高齢者への施術事例　　松戸市　美療サロンうらら

本日は、昨年行われた一般社団法人日本メディセル療法協会にて、

『寝たきり状態からの救出　今後必ず求められる高齢者の全身施術事例』

という題名にて実母の施術事例を発表をさせていただいた時のお話をいたします。

2022年10月

歩く事が大好きだった母ですがコロナ自粛により外出を控えたことがきっかけで、認知症が進み施設に入居しておりました。

腰の痛みを訴えていまして、ある日バランスを崩して転倒し首を痛めたという連絡が入り、面会した時には別人になっていて、酷く驚きました。

1人で歩けていた母が、1人では全く歩けず椅子に座っていましたが首を痛めたことで重い頭を支えられず、机に顔がつく状態でした。

無理やり顔を持ち上げると、浮腫みで見たことのない顔の母でした。

両足も浮腫んでパンパン、全身が循環不良で当たり前の事が何も出来ない状態でした。

嚥下が難しく、口腔内も劣悪、トイレや入浴がままならず、すべてにおいて悪循環＝QOLの低下に結びつきました。

このまま諦めたら寝たきりが頭をよぎり、自分の力で元の生活をしてほしい一心で、

メディセルその当初はMINI（吸引のみ)で施術を続けました。

途中もう無理と諦めかけましたが自分を信じ強い気持ちで向き合いました。

週2で2ヶ月間全身施術を続けた結果、1人で立ち見守りは必要でしたが歩行も1人でOKとなり、

生活も元の状態に戻りました。

掲載の写真は

2022年10月8日　

2022年12月30日

2023年3月16日

に撮影したものです。

このブログを見て下さった方の中には

親の介護でお悩みの方もおられるかと思います。

この発表が、誰かの励みになれたらという期待、

そしてお客様に寄り添っていきたいという気持ちを大事にして日々進めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。